1959、60年以降はヘッセン州が所有し、ホテルとして使用されている。日本の観光ガイドブックにもよく紹介されているので、なじみのある城だと思う。
12世紀ごろ、マインツ司教は北に権力を拡大し、1300年ごろにブルクを建て、霊場巡りを見守っていた。ヘッセン方伯の影響下にあり、何度もその争いに巻き込まれた。
1357年に激しい争いが起こり、ブルクの半分は司教のものからヘッセン伯のものへ、残りの半分はシェーネベルク領主のものとなった。
1428年にシェーネベルク家が途絶え、すべてヘッセンのものとなる。しかし中世のブルクはもう時代に合わなくなり、1455年ごろには廃墟となっていた。150年以上もの間に木が生い茂り、茨の森の城といわれるようになった。
1508年にブルクの部分を狩猟用のシュロスにした。
30年戦争で皇帝軍に荒らされたが、1651年には改築。7年戦争ではフランス軍が占拠し、破壊した。
1826年、フリードリッヒ2世方伯が城を建て直し、城にとっては平穏な日々が続くが、次第に老朽化し、一部が崩壊、見向きもされなくなる。
1959年に保護運動が起こり、1961年にホテルとして営業を始めるようになった。
Sababurg